岡山を代表するヒーロー「桃太郎」をアレンジして誕生した「ももっち」。
平成17年開催の「晴れの国おかやま国体・輝いて!おかやま大会」を盛り上げるために登場。平成18年4月からは「岡山県マスコット」として、岡山県の魅力や県政情報などをPRしています。
平成22年5月に「ももっち」の仲間としてオニをモチーフにした女の子「うらっち」が登場。名前の由来は、岡山県に古くから伝わる「温羅(うら)伝説」です。
「岡山県マスコット」として、ももっちと一緒に明るく元気に岡山県をPRしています。
平成18年4月に、桃太郎にちなみ「いぬっち」(イヌ)、「さるっち」(サル)、「きじっち」(キジ)の仲間たちが誕生。岡山県マスコットの「ももっち」「うらっち」と一緒に、県のPRに活躍しています。
<桃太郎伝説・温羅伝説>
岡山といえば桃太郎。桃太郎の鬼退治で知られる「桃太郎伝説」は、悪事をはたらき里人を困らせていた異国の王子温(う)羅(ら)を、朝廷から派遣された吉備津(きびつ)彦(ひこの)命(みこと)が激しい戦いの末に成敗したという「温羅伝説」が、命を桃太郎に、温羅を鬼に見立てて伝わったものとされています。
一方、地元では、温羅は、製鉄技術を伝え吉備国を繁栄に導き、侵略者と戦った英雄とも考えられています。
大和朝廷に匹敵する権勢を誇った古代吉備国。その中心地だったと考えられている吉備路には、このような古代史の謎とともに、「吉備津彦神社」や「矢喰宮(やぐいのみや)」など伝説にまつわる地名や旧跡が数多く残されています。