難波桂司さん(博士) 三原睦子さん(達人)  森本孝直さん(博士)

西日本旅客鉄道株式会社岡山支社は、昭和62年設立。今年で会社発足30周年を迎えた。岡山県全域と福山・尾道市を中心とする広島県東部地域を所管し、鉄道営業キロは総計約600km。山陽新幹線・山陽本線を軸とし、中四国を結ぶクロスポイントである岡山県の鉄道網を担っている。

検定を受けるきっかけを教えてください!

多くの県内外の乗客を運ぶ同支社は、平成28年度開催の岡山デスティネーションキャンペーンを契機に、更なる岡山の魅力発信に取り組むため、観光知識の向上やおもてなし意識の醸成を目指して「おかやま検定」を第1回から毎回団体受検している。

昨年度の第3回検定では170名もの社員が受験しており、合格者は支社内誌で紹介するなど「チーム岡山」として積極的に取り組んでいる。

試験対策はどのような準備をしましたか?

三原さんたちの勉強方法は共通しており、過去問を何度も解いたというところだ。しかし、開始時期や勉強方法はそれぞれの個性が出ている。1週間前から勉強を始めたという方や、11月頃から勉強を始めたという方。勉強方法については、参考書の解説をひたすら読んだり、参考書に正しい答えを書き込んだり、さらには参考書の地図に補足情報を書き込むなどしてそれぞれのやり方で知識を深めていったそうだ。

また、実際に出題された古墳などを訪ねてみると、イメージが湧いて理解しやすかったので良かったという話もあった。

仕事に生かせたことは?

検定受験を通して観光地や名物の知識を得たおかげで、お客さまに観光地をたずねられた際、知識を活用した案内ができたので、良かったという話を聞くことができた。

また、限られた時間を割り振りながら、家事や育児、そして勉強をするやり方が身についたので、時間を有効に使うテクニックは、仕事でも生かしているという。

検定を受けて変わったことは?

自分に自信がついたこと。これまでも一定の知識はあったが、検定の認定を受けていることで自信を持ってお客さまに岡山県のことをお答えできるようになったという。

今まで知らなかった観光地やグルメなどの情報が、検定の勉強を通じて、自分の持っていた情報と繋がってくるので、岡山県のことを知ることが楽しくなったそうだ。

高校生のとき、前身の試験(岡山文化観光検定)を受け、認定を受けたことがあるので、就職活動の際、履歴書に書いて自己PRにしていたというエピソードも教えてくれた。


西坂貴光さん(博士) 二木達弘さん(博士) 松添博紀さん(博士)

岡山交通株式会社は、創業73年の歴史を誇る交通運輸企業です。両備グループのイエロータクシーでおなじみのタクシー・ハイヤーを中心に、社会のニーズに応える多彩な交通サービスを提供しており、タクシー保有台数324台は中国四国地方ナンバーワン。

『お客様に選んでいただけるタクシー』であるために、岡山の名所を巡る格安観光タクシー「おかやまぶらり旅」、妊婦の方のための「こうのとりタクシー」、お子様ひとりでも安心な「おこさまタクシー」など皆様のお役に立てるサービスを常に探究し続けています。

検定を受けるきっかけを教えてください!

第1回晴れの国おかやま検定では、特定の部署のみが団体受験を行っていたが、グループ内で声をかけて、営業所単位で受験を社員に勧めるようになったという。その中で、県内外のお客さまに岡山県のことをもっと案内したいが、わからないことが多かった。そこで検定の受験を、岡山県についての知識を得る機会として、受験を決意したという方もいたそうだ。

試験対策はどのような準備をしましたか?

今回お話を聞かせていただいた、みなさんは、だいたい試験の1か月から勉強を始めたという。 まず、公式参考書を買い求め、参考書を読み、公開されているすべての過去問を解くという方法で勉強をされたそうだ。業務が忙しいなかで、参考書を持ち歩いて、合間で読んで勉強するという方法が有効だったようだ。しかし、過去問をすべて解いたが、人物・文化に関する問題と時事問題は難しかったという声も。

仕事に生かせたことは?

希望していた観光に関する仕事が増えて、さっそく検定で認定を受けた効果があったという方や、既存の観光プラン以外にも、フリーのプランも提案できるようになったという声も。実際に、ある地域の観光名所を案内してほしいという依頼に対しては、メジャーな観光地のほかに、少し知名度が低い観光地やグルメ、文化をセットで案内すると大変喜ばれたという。

今回の合格者へのインタビューを聞いた教育担当者の方は、「おかやま検定によって良い影響を受けている若手が多くて、教育担当としても嬉しい。今年度も社内で受験を呼びかけたい。」と話していた。

検定を受けて変わったことは?

検定の勉強を通して知識を得たので、お客さまに岡山県のことを案内することについて、自信をもって案内することができるようになった。それは「晴れの国博士」という認定を受けているからだという。

これまで、まったく知らない事柄もあったが、試験を受けてみて、岡山県のたくさんの魅力に気づいた。だからこそ、もっと発信したいと想いを話してくれた。


羽賀 貴美さん(達人)、穂積 史惠さん(博士)、楢崎 由佳さん(達人)
橘 景子さん(博士)、岡崎 奈津さん(博士)

パナソニック株式会社岡山工場は、昭和47年創業。かつては、ビデオデッキなどを生産していたが、現在では、業務用のビデオカメラなどを中心に生産している。材料から製品までを一貫して生産する。全国でも数少ないタイプの工場である。

金属加工の分野では、世界的にも優れている名工が数多く所属し、工業高校などへも指導に派遣されている。

検定を受けるきっかけを教えてください!

羽賀さんたちは、主に工場に来訪する見学者を案内する業務に従事しているが、岡山県外からいらっしゃるお客様が多く、工場の説明をする合間に、岡山のことも聞かれることが多かったため、自分達で勉強しようと、受験を思い立ったのだという。

検定資格を取得した後、交付されたバッジを常に着用しており、お客様から「それは何?」と聞かれるとのことで、話がはずむきっかけとなって良いそうだ。他の社員から岡山のことを聞かれることもある。

お客様におみやげを渡すことも多いが、備前焼やブドウなどの説明をしながらお渡しでき、非常に喜ばれているとのこと。

試験対策はどのような準備をしましたか?

受験勉強は、夏に始めたそうだ。昨年度は12月が試験日であったので、約4ヶ月の間、勉強を繰り返した。テキストを買い求めて、過去問をひたすら解く。この繰り返しだ。自宅はもとより美容院や歯医者にも持っていって勉強したそうだ。

一番苦労したのは、歴史分野。学校で習っていないことが、細かく出るため、インターネットで調べたり、実際にそこへ行ってみたりしたことが良かったという。穂積さんと橘さんは、県外出身のため、地名がすぐに頭に入らずに困ったが、今では分かるようになったそうだ。 

検定を受けて変わったことは?

第2回目の検定実施日が決まったことで、要領を他の社員に知らせて、受験を促したいと思っているそうだ。

新しく出版された公式参考書は、以前のものよりわかりやすくなっているという感想。もう一度受けて、後楽園の年間パスポートが欲しいね。と笑う。

ボランティアガイドをするには、まだまだ知識が不足していると謙遜するが、機会があれば、経験を生かしたいと意気込んでいる。

大菅 高見さん(博士)、金本 祐佳さん(博士)、長田 隆志さん(博士)

ホテルグランヴィア岡山は、JR西日本ホテルズの一つで、平成7年3月に開業した。今年で20周年を迎えた。部屋数は328室。従業員は約350名。

岡山駅前にあり、岡山市内のホテルで最も格式の高いホテルの一つとして、毎日多くのお客様をお迎えしている。

検定を受けるきっかけを教えてください!

多くの県外のお客様を迎える同社は、「晴れの国おかやま検定」の前身である岡山観光文化検定の頃から、社をあげて受験に取り組んでいる。ホテル従業員として必要な資格は、語学、ソムリエ、バーテンダー等多岐にわたるが、中でも地元岡山県の知識はお客様からの質問に答える際に欠かせないもので、おもてなしには必要なものであるという。断片的な情報でたずねられることが多く、例えば「山の上にある雲海の城」と言われれば、「備中松山城」と出てこなければならない。岡山の果物や食べ物についても聞かれることが多い。
 毎年、30人前後の社員が受験しており、合格者には特典を設けるなど、会社を挙げて受験に取り組んでいる。

試験対策はどのような準備をしましたか?

10月になると、試験の案内が社員全員に配られる。多くの社員は、それをきっかけに試験勉強を始める。昨年度はテキストである参考書の入手が難しかったため、図書館で借りて勉強したり、岡山商工会議所のホームページにある過去問を解いたりして、覚えるということを繰り返した。

今後の検定はどうされる予定ですか?

昨年度は試験日が12月だったため、時間が少し足りなかった。今年は、2月なので準備に時間がとれる。参考書も改訂され、書店で入手したのでもっと勉強する。

博士を取った皆さんは、次は達人へのチャレンジに意欲を燃やしている。

左から 奥山 薫さん(博士)、川上 直子さん(博士)、戸取 美希さん(博士)、
齋藤 ゆかりさん(達人)、木崎 宏美さん(博士)、鍋島 陽子さん(博士)

昭和43年に「トヨタオート岡山」として設立、平成10年に「ネッツトヨタ岡山」へと社名変更し、従来のカーディーラーの常識にとらわれない柔軟な発想で、さまざまな改革を推進。これまでの実績に満足することのない、ネッツのブランドイメージ構築を進めている。

検定を受けるきっかけを教えてください!

お客様と接して「おもてなし」の機会が多い店舗のフロアスタッフを中心に、ネッツトヨタ岡山のお店が岡山の魅力発信の場となって、ご来店のお客様に魅力的な『情報のおもてなし』を行うことを目指しました。

岡山の歴史や文化、見どころなどの知識を身につけるきっかけとして、晴れの国おかやま検定にチャレンジしました。

試験対策はどのような準備をしましたか?

過去問題を中心に検定に向けた勉強を始めましたが、より広い知識を身につける為に、「晴れの国おかやま検定公式参考書」を購入して勉強しました。 初めは個人で勉強していましたが、興味を持って勉強しているうちに、受験者同士が得意な分野や住んでいる地域のことなどをお互いに教え合ったり、休日を利用して岡山城や後楽園など、観光名所などに皆で出かけたりして、楽しみながら岡山について学びました。

検定に合格することが最終的な目的の「受験勉強」ではなく、地元岡山をもっと知りたいという気持ちで学んだので、もっともっと岡山が好きになりました。

検定を受けてかわったことは?

検定受験をきっかけに岡山について学んだことで、今までとは違った目線で岡山のいろいろなものに興味を持つようになりました。

丁度、岡山の観光キャンペーンの時期だったこともあり、各地で開催されているイベントなどの情報にも敏感になりました。

お店にご来店頂いたお客様と車以外の話、お住まいの地域のことや観光された場所などの話がたくさんできるようになり、お客様とより親密になることができました。


玉島西公民館は地域の生涯教育と地域づくりの拠点で、昭和59年に開設。現在は歴史等各分野の講座開講と講座から発展したグループの活動拠点として、もう一つは人権教育・人権学習の場として活動している。また、地域の災害及び津波避難場所にも指定されている。

毎年地区の自主防災組織が中心となって、炊出し訓練をはじめとする防災訓練や防災講演会を実施している。

検定を受けるきっかけを教えてください!

退職後公民館勤務により、郷土の歴史に興味を覚えた。また、公民館に来て玉島で有名な観光地あるいは史跡の場所等を尋ねられ、困った事を覚えています。昨年12月に岡山検定の申込書が回ってきたので挑戦した。

試験対策はどのような準備をしましたか?

検定日近くの約1カ月毎日2時間程度集中し勉強した。(1〜2カ月が適当では) 最初に過去問を解く。次に参考書に出題箇所をマークし、不足内容をインターネットで調べ、書き加え問題の傾向と対策をした。
 最後に参考書を覚え、再度問題を解き、また参考書を覚えることを繰り返すことです。もう一つは最近の岡山の関心事に注意を払うと更に点数アップにつながると思います。

検定を受けてかわったことは?

岡山を詳しく知ることにより、郷土を誇りに思いました。余裕ができたら各所を見て回りたいと思っている。


平成25年4月に設立し、児島地区で予約ガイド、キャッチガイドの活動を43名のメンバーで実施している岡山県内で一番新しい団体です。 主な活動は、予約ガイドとジーンズストリートや旧野崎家住宅でのキャッチガイドを実施しています。

検定を受けるきっかけと試験対策を教えてください!

ゲストとの会話のうえで役立てるため、平成27年1月の定例会から12回の勉強会を行い、20名が受験しました。

検定を受けてかわったことは?

ガイドの活動の中で、幅広い岡山の知識の必要性を感じ、勉強会を通じて勉強しました。受験したメンバーもガイドの技量向上に役立ったと好評です。博士の人は、来年の達人を目指してがんばると意気込んでます。