岩間俊司さん(博士) 井上 愛さん(博士) 光後純也さん(博士)

岡山交通株式会社は、創業74年の歴史を誇る交通運輸企業です。両備グループのイエロータクシーでおなじみのタクシー・ハイヤーを中心に、社会のニーズに応える多彩な交通サービスを提供しており、タクシー保有台数324台は中四国ナンバーワン。

近年、地域活性の一助になればと、車両全体に施したラッピングで瀬戸内の魅力を発信する「ワンダフルセトウチタクシー」・「ワンダフルセトウチバス」の運行を始めました。また、「こうのとりタクシー」「おこさまタクシー」などの生活に密着したサービスで、お客様に選んでいただけるタクシーを目指しています。

昨年に引き続き、岡山交通株式会社の乗務担当社員、配車オペレーターをしている若手社員の方に「晴れの国おかやま検定」の魅力や活用方法、そして合格のための試験対策について話を伺った。

検定を受けるきっかけを教えてください!

部署内の先輩が全員受験していたから自分も受験したと教えてくれた。そのなかで検定が会社で定着していて、観光案内などの業務に活かせるツールとなっていることがわかった。若手社員の方も、知識を広めることができると思ったことや、知っていて損はないと思い、受験したという前向きな話をしてくれた。

試験対策はどのような準備をしましたか?

みなさんは、1~2か月前から勉強を始めたそうだ。過去問を解いて、間違ったところを書き出して勉強をしたという方や、すべての観光地などを訪れることはできないので、各自治体のホームページを見て、まずは場所を覚えるところから始めたという方も。

また、おかやま検定応援サイトや大好き晴れの国おかやまのサイトなどで情報を得たり、参考書を持ち歩き、仕事の休憩時間や休日を利用して、参考書に蛍光ペンでチェックを入れながら試験対策をしていたそうだ。

仕事に生かせたことは?

本検定が社内でステップアップの認定目安になっているものがあったり、業務でも観光案内を行うことがあり、「晴れの国博士」を持っていると、自信になるという。試験勉強で得た知識がお客さんとの話題として使えると検定をそれぞれの業務で生かしているようだ。

検定を受けて変わったことは?

普段、テレビ・新聞を読む機会は少ないが、もっと世の中の動きを知っておきたいと思った。また、県内の地名や駅などにある観光地の写真などがどこにあるのかすぐわかるようになったり、自分が観光地を訪れるきっかけにもなったという。3人とも共通して視野が広がったと自分の変化を教えてくれた。

これから試験を受ける方へのメッセージ
【井上さん】

勉強を通じて、岡山のことを知ると、普段、何気ないことに意味を見出せるようになるかもしれません。それに合格することでの達成感が大きいですし、ネタにもなると思います。

【光後さん】

参考書だけではわからないこともたくさんあるので、岡山県に興味を持って、新聞、雑誌を見ることをおすすめします。自分は元々歴史が好きだったので入りやすかったですが、苦手な分野にも興味を持って、ぜひ受けてほしいです。

【岩間さん】

自分は他県出身だが、検定を受験したことで、今は岡山の方がよくわかるようになりました。知らないことを知るきっかけになるので、気軽に受けて、興味を持ったところには出かけてほしい。新しい発見がきっと見つかると思います。