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『おかやま弁』のあれこれ
おかやま弁の特徴
1. アクセント
基本的には東京アクセント。
ただし、「夏」「冬」などは京阪式アクセント。
2. 母音
「あ・い・う・え・お」をのばす。「山」を「ヤマー」と発音する。
3.「ら抜き言葉」
岡山では、はるか以前から「ら抜き言葉」を使っていた。
「試験じゃけー、テレビやこー見れんで(テレビなんか見られないよ)」
「そねーにぎょーさん(そんなにたくさん)食べれまー(食べられないだろう)」
4.「レタス言葉」
「書ける」、「読める」、「飲める」という言葉が、
岡山弁では「書けれる」、「読めれる」、「飲めれる」となる。
5. トが抜ける
例えば「早く起きようと思った」は、
岡山弁では「ハヨーオキヨーオモータ」となる。
代表的な「おかやま弁」
デーレー、ボッケー、モンゲー[すごい]、オエン[だめ]、チバケル[ふざける]、ハシル[傷がピリピリと痛む]、 エレー[偉いという意味のほか、苦しい、疲れた、変な]、テゴ[手伝い]、ミテル[物が尽きる・なくなる]、イヌル[帰る]、など